店舗や施設には必ずある窓や出入口のガラス。建物にすでにあるガラスのスペースを看板として利用できます。
出入口に店名や営業時間を表示したり、店内の明るさを保ちながら外からの視線をコントロールするために目隠しをしたり。
ガラスサインだけでもお店の見た目や居心地の良さはがらっと変わります。
内容によってデザインや使うシート、施工の仕方は異なりますので、この記事を参考に、お店や会社のガラスを看板として活用してみてください。
ガラスサインのデザイン
社名や店名を表示する場合
社名や店名をガラスに表示する場合、おすすめなのが白いフィルムシートの切文字です。
昼間の明るい時間に、外からお店の中を見ると外より暗く見えます。
そのため、 白いフィルムシートの切文字は見やすく目立つのです。
社名や店名のほかに、「営業時間」や「定休日」「メニュー」などを表示することが多いです。
目隠しをする場合
カフェや飲食店、美容系サロンなど、外からの明かりを保ちつつ、店内のお客様の居心地の良さのために目隠しをしたいという場合があります。
よく使われるのが、貼るとくもりガラス風になるガラスシートです。目隠ししたい部分にベタ貼りしたり、一部を切り抜いてロゴマークを入れたりできます。
くもりガラス風だけでなく、和紙風の柄やドット・ストライプ模様などのパターンもあります。
既製品ではなく、オリジナルの柄や模様でガラスを装飾したいという方には、インクジェット印刷シートがおすすめです。フルカラーで写真やイラストなど様々な表現が可能です。
夜も目立たせたい場合
昼間だけでなく、夜も目立たせたいという方におすすめなのが、透過性シートを使ったガラスサインです。
通常のシートをガラスに貼ると夜は暗くなり見えにくくなります。
光を通す透過性シートを使えば、夜は店内の明かりに照らされガラスサインが目立ちます。
ガラスサインの施工方法
ガラスサインは店舗や施設の外側に貼る「外貼り」と、内側から貼る「内貼り」があります。
また、シートの施工方法も水を拭いて施工する「水貼り」と、そのまま貼る「空貼り」があります。
それぞれメリット、デメリットがあり、設置する環境に合わせた施工が必要です。
小さなシートでしたら、初心者の方でも貼ることができますので、施工費を節約したいという方は自分で貼るのも選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん、看板屋さんドットコムでは施工も可能です。
外貼り
「外貼り」はお店や施設の外からシートを施工する方法です。
多くのガラスサインは外貼りで施工されています。
表示面のフィルムシートや印刷シートの面を直接見ることになるので、看板と同じように見やすすいのが特徴です。
表示面によっては日光や雨風により劣化がしやすいこともあります。
また、ビルの窓など高いところに施工する場合、高所作業車や足場が必要となり追加の施工費が必要となります。
内貼り
「内貼り」はお店や施設の中からシートを施工する方法です。
ビルの窓など高いところに施工する場合、内側から作業ができるので、高所作業車や足場がいらず、その分の費用を抑えることができます。
ただし、作業するスペース確保のため、表示するガラスの近くにある物をどかしたり、お店の場合はお客様がいない時間に作業するなど注意が必要です。
また外から見たときに、見る角度や時間によっては太陽の光がガラスに反射して見えにくかったり、ガラス自体の色の影響を受けることがあります。
ガラスサイン シートの貼り方
ガラスサインのシートの貼り方は「水貼り」と「空貼り」という方法があります。
大きなサイズのものや施工場所が高所であったりする場合は看板屋さんに任せるのがおすすめですが、小さなサイズのものでしたらご自身で施工し費用を抑えることもできます。
カッティングシートの貼り方についてはこちらをご覧ください。