店舗や施設には必ずある窓や出入口のガラス。建物にすでにあるガラスのスペースを活用して看板として利用できます。
店舗の名前や業種・メニュー、イラストやイメージ画像を表示したり、入り口の誘導としても役立つガラスサイン。ビルなどの高所では袖看板を付けるよりも、文字を大きく表示でき地上から見たときに分かりやすい場合もあります。
ガラス面全体を使って表現する事も可能で、単なる看板ではなくコミュニケーションメディアとしてお店の第一印象を演出します。
今回はガラスサインに主に使われるシートの種類についてご紹介します。
ガラスサインに使われる主なシート
フィルムシート
フィルムシートとは、単色で着色された塩ビのシート材です。
マーキングフィルムやカッティングシートとも呼ばれ、ムラがなく印刷ではだせない鮮やかな色が特徴です。色数も豊富でゴールドやシルバーなど金属風の光沢のあるものなどもあります。
印刷シートとは違い、表示したい文字やロゴを切り抜くことができ、透明のガラスを活かした表現が可能です。
プロッタという専用の機械でカットし、文字やロゴなどを切り出します。 一色一色カットして組み立てていくので、シンプルな文字のみのデザインや、単色または色数が少ないデザインの際によく使用されます。 転写シートを使用して初心者でも小さいものでしたら簡単に取り付けることが可能です。
インクジェット印刷シート
インクジェット印刷シートとは、専用メディアに大型出力機で印刷したシートです。
フルカラーのため、写真やイラストなど、複雑な色合いにも対応できます。
印刷後に表面をラミネートで加工をし、色あせやインクの削れなどの劣化を防ぎます。
白い不透明のシートが一般的で、こちらの場合、印刷面はカラーで表示できますが、ノリのついた接着面は白やグレーのため、裏から見ると少し物足りなくみえるかもしれません。
光を通す半透明のメディアや、透明のメディアもありますので、「裏面から見ても楽しめるデザインにしたい」、「外からの光は確保したい」という方はぜひご相談ください。
ガラスフィルム・ウインドウフィルム
ガラスサインは店名やロゴなどほ表示する他に、装飾のために柄を加えたり目隠しや光の量を調整したりする役割があります。
そんな装飾を目的とした素材がガラスフィルムもしくはウィンドウフィルムです。
貼るだけで曇りガラスのようになるシートや、グラデーション・ボーダー・和紙風シートなどガラスを装飾しながら透過する光をコントロールして、多彩な空間設計を可能にします。
装飾だけでなくガラスの飛散防止やUVカット機能のあるシートもあります。
まとめ
ガラスサインに使われるシートはこのように様々です。
シンプルにフィルムシートで店名を表示することもあれば、ガラスフィルムやインクジェット印刷シートを組み合わせて華やかに装飾を加えることも可能です。
ガラスサインをご検討の際はぜひ看板屋さんドットコムにご相談ください。
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